精神病の症状に気付いたら~信頼できる医師とともに治療に励む~

心の病に関する基礎知識

ウーマン

幅が広い心の病の種類

心の病は、医学的には「精神病」あるいは「精神疾患」と呼ばれます。精神病に対する理解は、十分に深まっているとはいえないため、多くの方が誤解している部分も少なくありません。精神病というと、映画やドラマなどで見かける「精神分裂病」を思い起こす方もいるでしょう。そのような病気は、先天的に特殊な体質を持った人だけがかかる病気であると、誤解している方がほとんどです。しかし、精神病は幅広い症状含むものです。精神疾患の中で最も多いのが、うつ症状が続いたりノイローゼになったりなどの「うつ病」と、高齢者に多くみられる「認知症」です。これら二つは、日本をはじめとする先進国で増えている疾患です。これ以外にも、精神分裂病(統合失調症)や、パニック障害、記憶障害、対人恐怖などの様々な精神疾患が含まれます。また、精神病はどのような世代の方にでも発症する可能性のある病気です。会社勤めの中年だけでなく高齢者に精神病患者は多くいますが、最近では小さな子供でも精神疾患を発症する場合があります。

様々な世代の精神疾患

近年では精神病の患者数が増加傾向にあります。精神科の病院だけでなく、心療内科のクリニックなども患者数が多く、人気となっています。このような状況になる背景には、いろいろな理由があります。認知症患者は高齢者が発症する確率の高い精神疾患です。現在日本では、高齢者が増加しており、これに伴って認知症の患者数も増えています。入院が必要となる場合が多く、多くの精神科病院で病室が満室に近い状態が続いています。また、両親が共働きで子供に対する教育が不十分であったり、学校になじめない子供が増えていることから、子供が発症する児童の精神病の患者も増えています。現状では、子供の精神病を専門とする病院やクリニックが非常に限られているため、診察や治療を受けられないまま幼少期を過ごさざるを得ない子供も少なくありません。もう一つの理由は、競争化社会の浸透です。多くの企業が、海外企業や同業他社とのし烈な競争の中にいます。仕事の成果に対しては、より厳しいノルマが課せられることが多く、多くの会社員が強い精神的ストレスを受ける中で毎日を過ごしています。そのため、うつ病やその他の精神病を発症してしまうことが増えています。

Copyright © 2016 精神病の症状に気付いたら~信頼できる医師とともに治療に励む~ All Rights Reserved.