精神病の症状に気付いたら~信頼できる医師とともに治療に励む~

精神症状を伴う身体疾患

笑顔の男性

精神症状の原因

主に統合失調症または双極性障害の精神症状を伴う身体的な疾患を「精神病」と言います。精神病の原因は内因性、外因性、心因性に分けられますが、複数の要因が絡み合って発症することも少なくありません。内因性の場合の精神病は、脳の先天的な異常が主な要因とされています。この内因性精神病に分類される疾患が統合失調症と双極性障害です。統合失調症とは脳内の神経伝達の異常、心理的ストレス、環境因子などが原因で引き起こされる脳の機能障害です。そして双極性障害とは、気分の高揚が目立つ「躁状態」と気分が落ち込む「鬱状態」が繰り返し起こる精神疾患です。完治は大変困難であり、薬物療法により一生付き合っていかなければいけない疾患とされています。どちらの疾患と脳の先天的な異常が主な原因とされています。次に外因性精神病に分類される疾患が、アルツハイマー型認知症やパーキンソン病、脳血管障害などの、心理的要因によって発症しない疾患が主になります。また脳以外の疾患である感染症や、アルコールや麻薬などの中毒症も外因性精神病に分類されます。

精神症状の治療法

精神病の種類の1つである「心因性精神病」とは、過度のストレスや身内の死、環境の変化などの心的要因により発症した精神病全般を指します。心理的に大きなショックを受けることで精神面に異常が出ますが、思考には障害が出ることはありません。精神病の精神科、心療内科での主な治療法は「薬物療法」がメインとなります。使用される薬は「向精神薬」と呼ばれ、抗精神病薬、抗不安薬、抗うつ薬、抗てんかん薬などの使用が主になります。また薬物療法とともに「精神療法」とも重要とされています。精神療法とは治療者が患者としっかり話しをして、抱えているストレスや問題を明確にして整理することが目的です。深く話し合いを行うことで、主治医や他治療者と信頼関係を築くことができ対人関係の回復を目指し、そして自身の精神病を受け入れてもらえるよう働きかけます。最後に精神病は治療により症状が改善しても、家族の協力がなければ再発してしまうのが最大の特徴です。できる限りストレスを感じない環境で生活を送れるよう、家族が精神病をしっかり理解し、本人への接し方を工夫することが再発の一番の予防とされています。

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